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- ここでは一般的なリフォームについて、どのような流れ・スケジュールで進んでいくのかということをお知らせします。その上で、どこをどんな目的でリフォームするのか、どのぐらいの予算なのか、工事終了をいつにするのかを決めましょう。
- どこが不満でリフォームしようとしているのか、どこに不便を感じているのかをチェックします。設備の不満・不便や間取り・内装・外装はもちろん、耐震性、断熱性が低いなど構造に関することも出す必要があります。
- どの場所をどんな目的でリフォームしたいのかを家族全員の意見を出し合ってきめましょう。浴室をリフォームしたいとか、キッチンと洗面所を一緒に行ないたいとか。また、後で予算との兼ね合いで調整が必要な時のことを考え、優先順位をつけておくことも必要です。更に、おおよその期限も明確にしておきましょう。例えば、年内に終わらせたいとか、夏休みの間に工事をして欲しいなどの要望がある場合は重要になります。
- 最新のリフォーム状況を知るためにも、情報を集めましょう。インターネットでもいいですし、リフォームの専門誌も役に立つでしょう。また、キッチンや浴室のリフォームであれば、ショールームやモデルハウスまわりも必要だと思います。
- リフォームの規模に合わせて、おおよその予算を設定します。上限はここまでときめておけば、リフォーム会社に見積りを頼むときの目安となります。また、解体してみてはじめて判ることがある場合もありますので、予備費を見ておくことも必要です。また、リフォームにも印紙税や不動産取得税、消費税などの税金がかかることも忘れずにしておきましょう。
- リフォームの場所、目的、予算などがきまったら、その希望を実現してくれる会社を選びます。集めた情報や評判を参考として、数社から見積りをとるのがいいでしょう。リフォームは現地調査が必要な場合がほとんどなので、実際に業者にきてもらって、見積りをとります。
- 各社から出された見積書やリフォーム計画書がそろったら、内容を比較して決定します。もちろん、値段も重要ですが、プランの内容や、保証についても考慮にいれるべきです。また、見積書は各会社によって異なりますので、わからない点ははっきりさせておくことをおすすめします。
- 依頼先が決定したら、正式契約をかわします。契約書にはわかりにくい言葉もありますが、最後までしっかり読んで、納得のいくことが重要です。引渡しの日程などもチェックします。また、工事が始まってから判ったことへの対応や、追加・変更工事への対応もチェックしておきましょう。
- スムーズに工事をすすめるために、リフォーム施主として準備しなければいけないポイントを紹介します。
■工事前
・リフォーム会社の責任者と一緒に、ご近所への挨拶回り。
・仮住まいが必要な場合は引越しの準備。
・マンションの場合は、管理組合への報告。
・ゴミや廃材の処分方法の確認。
■工事中
・工事中の責任者の連絡先を聞く。
・工事の進捗状況およびプラン通りに行われているかを確認。
・ご近所からのクレームには責任者に連絡して、すぐに対応する。
- リフォーム工事が終わったら、図面と一致しているか、また設置した機器に不備がないかを担当者立会いのもとでチェックします。不具合があった場合は、改修工事の段取りを組みます。すべての工事が終了したら、保証書などの書類を受け取ってリフォームが完了します。工事後は、ご近所への挨拶もわすれずに行ないましょう。
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